2006年07月31日

鰤鉄工所、営業再開す

どれほど読んでいただいてる方がいるのか分かんねぇが、当サイトの看板演目の「お話」の更新は放っぽらかし、Ranzoと共に海事修行と称してインド入りしながら一戦も共闘することなく帰欧し、あげく北海近辺に入り浸ってるブリアレオスは一体なにをやってんのか?

昼間っから酒を喰らい、ひねもすカメの世話にうつつを抜かしてんじゃねぇのか。

まさしくそのとおり、昼酒美味ぇぞ、カメはいいぞう、と言うしかねぇんだが、最近の俺ゃあぼつぼつと充実してんだ。


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posted by ブリアレオス at 13:35| Comment(4) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

カリブは遠くなりにけり

まだ明けやがんねぇ梅雨空を睨みつつの航海が続く。

昨日も話してたが、どっかの民宿へでもしけこんで、夜の波音をサカナに酒でもかっ喰らいてぇなぁ。
白浜とか伊勢志摩あたりでどっか民宿空いてねぇもんか。

さて。

先週末は色々あったんで、その報告。


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2006年04月17日

「遠足作戦」発動

4月15日(土)夜、カサブランカ争奪戦の艦隊編成シャウトこだまするリスボン。
目と鼻の先のジブラルタル海峡で、お国の命運かけての一大決戦に沸く街に、場違いというか紛らわしいシャウトが響いた。

「Operation Field Trip 作戦発動まで40分」

いや、響かせたのは俺なわけだが、タイミング的に実に紛らわしかったもんで、わざわざ「はじめてブロック機能使います」とか断られた上でブロックリストに登録される俺。

ご迷惑かけちまってすまねぇなぁ。

まぁ、そんなこんなでOceanblue Roses商会イベント・Operation Field Trip、「遠足作戦」は発動した。



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posted by ブリアレオス at 10:34| Comment(6) | TrackBack(1) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

東地中海の日々

at the gate.JPG

-ベイルートの門を守護せる3匹の魔物の図-

魔物の出す問いに正しく答えられぬ者は、右端の魔物にバックドロップを決められ、真ん中の魔物に喉元まで酒を注ぎ込まれ、しかる後に左端の魔物から泣き止まぬ赤子を手渡され、子守に追われつつ余生を送るという。


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posted by ブリアレオス at 11:14| Comment(2) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

ブログ書きどもの饗宴

去る4月1日、所は勿論マルセイユ。
エウロス在住の物好き共が一同に会した。

DOLブロガー・E鯖交流会だ。

開始時刻を前に、名乗りをあげてたブログ書きどもがマルセイユへ続々と上陸。
俺ゃあ、前日にマルセイユ入りして高いびきって寸法だったんだが、待ちきれねぇ野郎どもは街のあちここちで車座になって前哨戦の真っ最中だ。

blogerevent1.JPG

中にゃあ幽体離脱をたしなむ某パパの姿も。


そうこうするうちに開始時間をむかえて、誘導のシャウトがマルセイユにこだまする。
2つあるうちの西教会へ押し寄せるブログ書き達。

blogerevent3.jpg

100名を越す猛者どもで満員御礼のマルセイユ西教会。
口に塩つめて縫い付けてもだまりっこねぇ参加者、どんどんしゃべるもんで、ログがすげぇ速さで流れること滝の如しだ。
よそ見するってぇと、あっというまに場の流れが分かんなくなる有様の中、運営サイド必死のシャウトで余興の大金分捕り合戦スタート。

群がる参加者蹴散らして、巨額の賞金かっさらったのは、だれあろうリクーム商会・リクーム社長その人だった。

俺?俺ゃあ初回で脱落よ。
柱のそばから動くのが面倒だったんでな。


場を改めて2回戦。
エウロスの誇る酒樽の化身、ご存知大酒豪・カパさんによる「カパチョフを酔い潰せ!」は、酒場狭しと走り回るカパさんにガンガン酒を飲ませて酔い潰したヤツの勝ちってぇ趣向だ。
逃げ回る二本足の酒樽を、乱れ飛ぶグラスの集中砲火でまたたくまに酒浸しにしつつ、5人の酒豪が名乗りを上げたのだった。


blogerevent2.jpg

集まったブログ書きどもを、1ショットに納めようとして一苦労。

その後、遠くNotosから参戦の名物男ヴィッキー・ジントック船長による腹筋公演開催。
時空すらねじ曲げると噂に名高い妙技が、マルセイユを戦慄の渦へと叩き込んだ。


俺ゃあ、翌日の都合もあってここでリタイアって運びになったが、得がたいイベントを企画してのけた中也船長、及び運営役をつとめた船乗り達に満腔の賛辞と感謝をささげてぇ。

そして、集まった物好きどもにも。

手前ぇらは最高だ!


余談
posted by ブリアレオス at 21:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

オーレスン海峡の憂鬱

火山弾のごとく降り注ぐ砲弾をスウェーとダッキングでかわす。

そんな冗談みてぇな境地めざしてせっせと弾を避け続けんのが回避修行だ。

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posted by ブリアレオス at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

北海に降る鉄の雨

鈍い響きが空気を引き裂いて、フォアマストの動索をかすめた砲弾が海面に突き刺さる。
水柱がそこら一面に立ち上る。

4隻対1隻。

半端に開いた距離のおかげで、弾の数は異常に多いものの集弾率はよくねぇ。
町を背にしていい距離に船を位置させてやりゃあ、陸の砲台を警戒して相手はそれ以上近寄って来ねぇ。
当たるか当たらねぇかの距離で細かく船を操りながら、相手の砲手の目測を狂わせる。

ある程度腕に覚えの船乗りが、手前ぇの操船の腕に磨きをかける荒療治。
世に言う「回避上げ」修行ってヤツだ。

ontheline.JPG


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posted by ブリアレオス at 10:51| Comment(2) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

船大工、ボイン渓谷に死す

気がつきゃあ、2006年も早、最初の10日が経過しちまった。
色々あるが、お運びの皆様方にゃあ今年もよろしく頼むぜ。

さて。

新年早々だが、別れの話題だ。

俺の専属船大工でもあった相方、藤原豆腐店の二代目が昨日1月10日をもって店をたたむ事になった。
俺なんかよりずっと真摯にEurosの海を行き来し、気がつきゃあ怠けてた俺よか強くもなってたりしたヤツだった。
おそらく今のEurosでやりたい事ぁ全部やったって事だろな。


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posted by ブリアレオス at 09:49| Comment(4) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月02日

倫敦の山羊男

『イルリナ観光でゆく中東・インド古代遺跡めぐり浪漫の旅』で、たっぷりとインド洋周遊を堪能した俺だったが、困ったことに靴がくたびれてきて穴があきかかっちまった。
カリカットあたりで探しゃあ靴屋の露店の1軒ぐらい出てんのかもしれねぇ。
最近は鉄張りのブーツをガシャガシャ言わせて走り回ってるヤツも多い。
あれを試してみるのも悪くねぇんだが。

とはいえ、万年一張羅のパイレーツベストも擦り切れちゃいたんで、一度ロンドンへ帰ることにしたんだな。


ロンドンへ帰った俺は、書庫でどっさり引いた沈船の航路図でサルベージ業をやりながらインド洋へ戻る準備をしてたのさ。

で、例によって冒険家クエストを物色してると、こなしたことのねぇ依頼が来た。
星の割に妙に報酬が安い。
やったことねぇんで何気なく受けちゃあみたんだが。



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posted by ブリアレオス at 10:59| Comment(4) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

砂漠に日は落ちて

イルリナさんから中東・インド行きの話を持ちかけられた頃、カリブツアー帰りの俺は別口の考古学調査を抱えて、アレクサンドリアでナイル川溯上の準備をしてた。

抱えてる調査を片付けて身軽になったら是非ご一緒させてもらおうぜって事になって、俺ゃあ手っ取り早く発掘調査を切り上げると、発掘品は二束三文で冒険者ギルドへ叩き売った。

scepter.jpg

「プトレマイオスの王錫」じゃねぇかって事になってたが、どうせレプリカだろうしスヴェンが踏んづけて軽く折れたりしてたんで、まぁよしとしようぜ。
(折れたとこは適当に砂をなすっといた)
その後いくつか用事を片付けて待ち合わせのアレクサンドリア港へ向かったのさ。




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2005年11月24日

Caribbean Blue holiday

昼下がり、街の喧騒を遠くかすかに聞きながら、ここはリスボン冒険者ギルド奥の一角。

hideout.jpg

「あいつを消しちまいな」

と非情に命令を下すマフィアの首領・ナータと配下のヒットマンの面々。

ではなくて、Oceanblue Roses・商会内イベントのカリブツアー出発待ちのひとコマだ。
まだカリブへ行ったことがなかったり、あっちに戦闘イベントを抱えてたりって面子がいたので、そいつを片付けてついでにカリブ観光もやっちまおうって企画だ。

赤いのやオレンジのや、キッドやらホーキンズやら色々いるだろ、カリブ海。
商会ぐるみで繰り出して物騒どころに対抗しつつ、リゾート気分を満喫しようって寸法よ。

ひさびさに画像も多いんで、以下は続きへ隠すとしよう。


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2005年09月13日

アルバトロス号の遭難

いやぁ、やられちまった。

その前の晩、俺ゃあ豆腐やファンさんと一緒にケープ周辺へ訓練に出張ってってた。
訓練のあとサンジョルジュまで引き上げて、その晩はそこで酒盛りやって寝た。

次の日、サンジョルジュを出航してロンドンへ帰ろうって俺は、カーボヴェルデの西方あたりを斜めに北上してた。
風向きはまぁまぁ、行き足は十分ってわけで、俺ゃメシの支度なんかをはじめたわけよ。
戻ってくると、進路上に船影。

やべぇかなぁ、とは思ったんだけどな。
急旋回してくるそいつに接舷くらってやられちまった。

幸い、持ってかれた物はたかが知れてたんだが、まずい事に浮き輪の予備がきれちまってた。
俺を拿捕したフランス野郎は、「はこびましょうか?」とか言いやがったが、手前ぇを沈めたヤツに「はこんでもらう」なんざまっぴらだったんで、塩まいてお引取り願った。
俺もそこまで割り切っちゃいねぇし、いきなり殴ってきた相手と仲良くするほどお人よしでもねぇんだ。

で、そのまんまどうするあても無く、まぁ、どのくらい船が通るもんかのんびり見てみる事にしたんだな。
場所が場所だけに、見かける船影もほとんどねぇ。
商用船のネーデルラント野郎が1隻、南から航行してきたが、そのまんま素通りしていっちまった。
難破する手もあったんだけどな(積荷もたかが知れてたしな)。

そうこうするうちに、漂流生活も70日を突破。
水夫が居なくなっちまったんで何日でも浮いていられるわけだが、なにせ動かねぇんでヒマでしょうがねぇ。
うんざりしかかったところへ、イングランドの宝石商が救助してくれた。
やれやれ、助かった。

take in tow.JPG

どうもここんとこ、海賊連中がバカに商売熱心にやってるらしい。
ハタ迷惑な話だが、用心しねぇといけねぇやな。

さらに曳航され航海日数は100日を超えて、やっと着いたぜ、カリビブへ。

benefactor.JPG

100日かかって、ふりだしへ戻ってきたってわけだな。
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2005年08月30日

Hunting Osprey

cruise.JPG

運用試験を兼ねて北海を巡航中のH.M.S.Osprey


オスプレイは砲36門搭載のフリゲート艦だ。

藤原豆腐店謹製の頑丈な船体に、フナクイムシ対策用の銅板が貼り込まれてる。
こいつがなぜか、喫水線下だけ被覆すりゃあ足りるもんを、ご丁寧に舷側全体を覆ってある。
ま、薄い銅板一枚ぐらいじゃ装甲としちゃむしろ危ねぇような気もするよな。

まぁ、そいつぁいいとして、とにかくフリゲートは身が軽い。
巡航速度がある所へもってきて、舵の利きが恐ろしくいいんだな。
威力のある大砲を目一杯載せて上手く扱えば、かなり優秀な砲撃艦として使えるだろうな。
いや、使ってみてぇと思わせるだけの魅力がある。
現実にゃあ、よほど格下相手でもねぇと単艦対多数相手じゃタコ殴りにされんのがオチなんだが。

実際、戦闘ピンネースクラスでもやり方間違うとえれぇてこずっちまう。
まだまだ俺も精進が足りねぇな。

ま、あれだ。
ミサゴって鳥は水辺で魚食うんだが、たまに狩りに失敗するんだとよ。
波間の魚めがけて急降下してガッシと爪を立てたはいいもんの、思ってたより魚がデカかったりすると、そのまま爪抜きそこねて溺れたりすることもある。
それと同じってこったな。

そんなこんなで北海中心にうろうろしてた先週末だったわけだが、ウチの商会はまた人が増えた。
古馴染みの戦術家・ハートネットだ。

Heart.JPG

当商会待望のイスパニア人航海者。
リアルの都合で、なかなか主流のプレイ時間に来られねぇで寂しい思いもしてるんで、見かけたら是非遊んでやってくれ。
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2005年08月26日

ミサゴ飛翔す

なお東地中海で、豆腐を待って来る日も来る日も釣り糸を垂れる俺。
よそ者は警戒するが本質的に人なつっこい地元の衆に、あっという間に補足され、ベイルートに続いてまたもお達者クラブに取り込まれそうになったんで、俺ゃあやむなくアレクサンドリアを出航した。

豆腐から船を受け取らにゃあ戦闘任務へは戻れねぇ。
けれど実際がとこ、スヴェンあたりは我慢の限界だ。
やむなく俺は、間に合わせに戦闘ピンネースでもこさえて訓練を再開する事にして、舳先をロンドンへ向けた。

雨はふるふる、日はうす曇る♪
舟はゆくゆく、帆がかすむ♪ とくらぁ。

ジブラルタルを抜けてイベリア沖を北上、ビスケー湾を横ぎりにかかった頃。
特急の伝書カモメが南から矢のように甲板へ飛び込んだ。
足環の符号は赤の6番。
間違いねぇ、もしもの時の事考えて地中海へ残してきた伝令役からだ。
豆腐発見だ。

「進路反転、引っ返すぞ!もたもたすんじゃねぇ、上手回しいくぞ!」

meeting.JPG

リスボンで、ひさしぶりの再会。
俺のすぐ横に立ってんのは同じくひさしぶりの再会になるしんちゃんだ。
二人とも元気そうでなによりだぜ。

osprey.JPG

そしてようやく受領した豆腐謹製・銅張りフリゲート「H.M.S.Osprey」。

ようやく戦闘再開ってわけだ。
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2005年08月24日

ゴドーを待ちながら

寄り道に寄り道を重ねて、はるばる来たぜベイルート。

泣く子も黙って裸足で逃げ出す、言わずと知れた造船野郎どもの聖地にして地獄。
東地中海の波洗うベイルート港手前の入り江には、所狭しと造船野郎どもがエサ抱えたラッコみてぇにズラリと並んで浮いている。
そのはるか向こうに霞んで見える赤茶けた山々は、大昔にゃでけぇレバノン杉がわさわさ生えてたらしいが、フェニキア人が船こさえんのに根こそぎ切り倒しちまって、今やハゲ山同然だ。
なんでもレバノン杉ってぇのは芽が出るまで4年も埋まってて、1年に半インチ足らずしかでかくならねぇんだとよ。
でかくなる前にガンガン切っちゃあ浮かべたもんで、後ろの山にゃとっくに木なんざありゃしねぇ。
それでも今日も明日も明後日も、造船野郎どもは浮き続ける。

人間ってヤツぁ恐ろしいよな。


さて、そんな造船屋に混じってどこかに浮いてるはずの豆腐が陸へあがってくるのを待って、俺ゃあ街角のカフェへ腰を据えた。
バーヌースを着込み、ご覧の通りの極悪なヒゲ面で、地元の暇なオヤジどもに混じって水タバコくゆらす姿は、どうもここらの人間からみても全然違和感がねぇらしい。
数日居るうちにすっかり仲間と認識されたらしく、かかぁの愚痴だの息子や孫の自慢だのひっきりなしに聞かされる。

「せがれの嫁のマリアム。これがよく出来た嫁でなぁ。ワシの寝台の敷布を毎日…」
「キレイに取り替えてくれんだろ。そいつぁ6回くらい聞いたぜ、イブラーヒム爺さんよ」
「この吸い口、ええじゃろう」
「孫のタミルがこさえてくれたんだろ。いい子だいい子だってハキム爺さん、昨日も言ってたじゃねぇか」
「近頃の若いのはなっとらん。だいたいしつけが…」
「甥っ子のハミドか。俺んとこへ連れて来りゃあ、泣いたり笑ったりできなくなるくれぇ叩きなおしてやるっつったろ」
「ねぇレイス・ブリィ、オヤツおくれよ」
「こら、ハキム、ガキがこんなとこ来てんじゃねぇ。とっとと家帰って母ちゃんの手伝いでもしろ」
「旦那、おめぐみを」
「死ぬ気で働きやがれ、ゴク潰し野郎」

豆腐はなかなかつかまらず、このままじゃあお達者クラブに取り込まれちまいそうになったんで、手近のアレクサンドリアあたりへ退避だ。
本格的に海事修行へ戻りてぇが、船がねぇこの状況。

fishing.JPG

仕方なくアレクサンドリア港の釣り天狗と化す俺だった。
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2005年08月10日

千鳥足航路

豆腐のいるベイルートへ向けて、いよいよロンドンを出航した俺だったが、なぜかドーバーの酒場に居合わせたビッグボス船長と話し込んじまって、まだイギリス海峡にすら入っちゃいねぇ有様だった。

ようやくドーバーを出航したものの、古馴染み見かけるとつい寄って行っちまうもんだからちっとも先へ進まねぇ。
霧の囁きの古馴染み、メリッサ船長とくりゃ放ってくわけにもいかねぇもんよ。
リザッド岬回りこんでダブリンまで寄り道だ。

Mellisa.JPG

ずいぶん久しぶりの再会だ。
ちょうど手元に、中東のどっかの街で投資の見返りに貰った工芸レシピがあまってた。
メリッサ船長は、今は用心棒なんてヤクザな稼業に手ぇ染めてるが、もとは工芸職人だったりもしたんで、俺が持ってても役に立ちっこねぇレシピをお手製・極上のコンポートと交換して貰った。
いやいや、いい取引だったぜ。

そんなこんなで、とにかくあちこちへふらふら寄り道しながらようやくベイルートへたどり着いた頃にゃすっかり眠気が回っちまって、豆腐がみつからなかったのもあって、あっさり寝床へ沈没しちまった。

やれやれだな。
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2005年08月09日

What's your ship's name ?

お前ぇさん達、手前ぇの船にどんな名前をつけてる?
せっかく命預ける船だ。
思い入れ出来そうな名前のひとつもつけてやんのが船乗りの礼儀ってもんだと俺ゃあ思う。

名前つけんのにあれこれ迷う。
新しい船なりなんなり手に入れんのに、一番楽しい時間じゃねぇか?
俺ゃあ楽しい。

で、どんな名前をつけてるかって話よ。

俺の場合、Eurosの海で最初に乗った船につけた名前はcrayfish(クレイフィッシュ)。
「ザリガニ」のこったな。
二丁の大砲をハサミに見立てて、岸辺をゴソゴソ動き回るバルシャにゃちょうどよさそうな気がしたのさ。
ある程度まともな船に乗るまでは、ずーっとクレイフィッシュで通した。

ちょいとマシな船へ乗り換えたとき、ザリガニからの出世ってことで、船名をLobster(ロブスター)に変えた。
海軍勤めになって、頭に「H.M.S.」がつくようになったのもこの頃だ。
その後エビの仲間にゃもう出世するヤツがいなかったんで、船名はH.M.S.Anomalocaris(アノマロカリス)になった。
大昔の海に居たってぇエビの化け物の名前だった。

最近は、鳥の名前をつけてる事が多い。
例えば、今回廃船になっちまったH.M.S.Kestrel(ケストレル)。
ケストレルは、ハヤブサの仲間のチョウゲンポウの事だ。
例えば、H.M.S.Goshawk(ゴスホーク)。
ゴスホークはオオタカの事だ。
他にもH.M.S.Harrier(ハリアー)はチュウヒ、H.M.S.Buzzard(バザード)はノスリ。

ベイルートで待ってるフリゲートにつける名前も、もう決めた。
H.M.S.Osprey(オスプレイ)。
海辺で魚食うタカの一種、ミサゴ。
そいつが新しい船の名前だ。

お前ぇさんの船にゃあどんな名前がついてる?
posted by ブリアレオス at 14:47| Comment(7) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月25日

Cross the Middle East

俺ゃあ、いたってズボラだ。
気の向かねぇ事についちゃあ指一本動かす気がねぇってヤツだ。

そこ、ホセにスヴェン、力いっぱいうなづいてんじゃねぇ。

今回みてぇに「PC不調」なんてうざってぇ事になると、ますますズボラの度合いがでかくなって、ロンドンからドーバー海峡渡ってくのも億劫になっちまうくれぇだ。
だんだん酒場ののんだくれみてぇになっちまって、なんともみっともねぇ。

せめてのんだくれだけは回避しようっつっても、ロンドンの町から出ずっぱりじゃ釣りぐらいしかやることもねぇ。

Free as a bird.JPG

カモメ撮るのに凝ってみたりなんかして…。


いかん。このままではいかん。

無理やりにでも理由こさえて海に出て、大洋の水でさび付いた心を研ぎなおさねぇと、俺ゃあこのままロンドンの雑踏に埋もれちまう。
停滞から躍動へ。
触れれば切れそうなほど手前ぇの感性と心を研ぎ澄ましてやるんだ。
のんべんだらりと潮風に吹かれて手前に進むだけじゃただの「船員」だ。
研ぎ澄ました手前ぇ自身でもって、行く手を切り拓いてこそ「船乗り」。

幸い、俺ゃあまだまだ船乗りだった。


よぉし、そいじゃ遠征だ野郎ども。
古びて穴のあいちまったバーヌース買いなおすついでに、中東あたりをとっくり見物してやろうじゃねぇか。
今度の航海は長ぇぞ、今のうちに故郷に手紙書いとけよ。
抜錨!舫いなんざぁブチ切っちまえ!
出航書類だ?んな物ぁ途中ですれ違う船に押しつけろ。
モタモタしてっとどてっ腹に錨をぶち込むぜ。


そんなこんなで俺ゃあアデンへやってきた。

Aden.JPG

何度か来てるが、このちょいとひなびた具合がいい。
調査やら海事やらの仕事を斡旋するギルドの番頭が常駐してるのを幸いに、俺ゃあしばらくここへ腰をすえる気になった。
さっそく調査仕事を貰いにギルドの番頭にかけあうと、よこしやがった仕事は史料の調査。
アケメネス朝のダレイオス帝について調べて来いときやがった。

ぐるりとアラビア半島をまわって、目指すはペルシャ湾の奥の奥。
ティグリスとユーフラテス注ぐバスラの町だ。

バカ狭いホルムズ海峡はいつ通っても最悪だ。
スキマ探すのが難しいくらいびっしりと、サラセンの海賊どもが浮いてる。
文字通り掻き分けるように海峡を突破し、さらに奥へ。
目に入るのは強い日差しに焼ける砂と、青い海と、そこに浮かぶクソッたれのサラセン人だけ。

道中の苦労がウソみてぇにあっさり情報を入手して、俺ゃあついに目的地へ到達した。

Persepolis.JPG

ペルセポリス遺跡だ。
ダレイオス帝が着工し、帝の死後も延々180年もかかってこさえたってぇ大した都の跡。
アレクサンドロスのバカが放火しやがったせいで今じゃこの有様、ここにゃ写ってねぇが、妙な連中の溜まり場に成り果てちまった。
真正面に写ってんのは、「雄牛とライオンのレリーフ」。
ぐるっと回り込んで階段のぼってくと、クセルクセス門なんかもあって、見ごたえ十分だ。

俺ゃあしばし遺跡に見入ってた。


と、思ったら探し物はこっちじゃなかったってオチなんだがな。



毎度お運びの皆様へのお知らせ
posted by ブリアレオス at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月21日

地中海にたゆたう

いつ落ちるか分かんねぇ電源のおかげでスッキリしねぇ今日この頃。
DELL屋のサポートがまた全然返事寄こさねぇもんで、どうにもこうにも。

やれやれ。

こんな時ゃ、リスクのでけぇドンパチはさすがに出来ねぇんで、おとなしくサルベージ業と趣味の考古学に勤しむことにした。
砲術班を束ねてるスヴェンのヤツぁ不満げだが、しょうがねぇだろ。
死人が出ねぇだけ上出来だと思って、しばらく辛抱してな。

そんなわけで、俺ゃナポリ界隈をうろついて当座のメシのタネを探すことになったわけだ。
書庫で埃くせぇ羊皮紙をパラパラやったり、出し渋りする冒険者ギルドの番頭の兄ちゃん締め上げたり、まぁ色々あんだろ。

いくつかめぼしいネタをつかんだら、あとは実行あるのみ。
穏やかな地中海をすべるように行き来して、今回の目玉、エジプトのファラオがらみの宝物探索にやってきた。

Sphynx.JPG

前にも来たとこだが、自力で来るってぇと感慨もまたひとしお。
見上げるスフィンクスもちょいと機嫌よさそうに見えるってもんよ。
目当ての宝物とやらは思ったほど大したもんでもなかったが、まぁそういうのはオマケだよな。

ヤッファの近所で考古学調査をこなして、地元のヒマ人どもの寄り集まってるカフェで休憩。

Men&Cat.JPG

むくつけきヒゲ野郎どもとネコ1匹の図。
posted by ブリアレオス at 18:04| Comment(4) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月18日

続・停泊の戯言

こう頻繁に電源が謎のダウンを起こしてくれると、ちょいとおっかなくて遠征航海なんぞにゃ出られねぇ。
昨晩みてぇに起動するたびに落ちる有様じゃ、そこらまで航海しようって気も失せちまうってもんだ。

つまらん。

daybrake.JPG

埠頭に係留されたH.M.S.Kestrelの後部甲板に日よけと籐椅子を引っ張り出して、俺ゃあ昼寝を決め込んだ。
足は盥に張った水に自堕落に突っ込んで、たまに吹き抜けるそよ風が揺らす日よけの模様を見上げながらボケッとする。
ふ、と人の気配を感じてそっちへ首をひねると、ジョーがペンキのバケツと刷毛もって突っ立ってる。
よぉし、そうだぞ、昼寝してる俺にもペンキは塗らねぇでいい。
もちろん気に入りの籐椅子も勘弁しといてくれ。

っつーかバーニィ、いいかげんジョーにペンキ塗り以外の仕事をやれ。
次にジョーがペンキぶら下げて後部甲板ウロウロしてたら、手前ぇをバックドロップでマルセイユ港へ沈めるぜ?

さて。

昼寝しつつ、俺ゃあこないだの続きを考えてた。

イングランドに関して言えば、たぶん俺たちの航海してんのは1579年頃の海だ。
大分ムリはあるにせよ、まぁそこらへんだと思うんだな。

しかし、コメント欄にも書いたがどうもよその国がからむとムリを通り越してお手上げだ、実際。

例えばリスボン。
ポルトガル王国の首都たるリスボンにゃあ、バルトロメウ・ディアス提督が渋い顔して座ってるだろ。
ディアス提督は史実によると1488年にアフリカ喜望峰を回る大発見をやったあと、1500年ジャスト、インディアスからの帰りに難破してこの世を去った。
だいたい100年ほども前の人なんだな、これが。

ポルトガル王国がアフリカ周りのインド航路を開拓して、一番脂ののった時期がだいたい16世紀のあたまから前半分くらいまで。
ヤツらは大航海時代の門をこじ開けて、スタートダッシュを決めたわけだな。
偉大なる先駆者ってやつよ。

俺たち北方の島国に住むデーン人の末裔どもが世界の海へ乗り出し、じわじわとその覇権を奪っていくのは、先駆者たちに遅れること約100年も後のことだったのさ。
それは「大航海時代」も折り返し地点を過ぎた頃。
先陣きったポルトガル王国はスペインに併合されて姿を消し、そのスペイン大海上帝国をアルマダ海戦に破ってイングランドここにありを叫ぶのは、はるかに後年、1588年のこった。

インドへ、さらにモルッカへ、さらに先のチーナ(中国)へ。
世界の海上覇権を握ったのは俺たちイングランド人と新興勢力ネーデルラント人だった。
世界の海はくまなく探検され、「未知の領域」はどんどん消滅していく。
大航海時代の終わりはそんな具合にやってくる。

なるほど切ねぇ話だ。

ここはきっとそんな切ねぇ海じゃねぇんだな。
やがて必ず終わりの来ちまう切ねぇ「大航海時代」の海じゃねぇんだ。

俺ゃあ、とりあえずそう思うことにした。
偉大な先駆者どもも、遅れてやってくる冒険者たちも、等しく同じ時代に現れた、ここはそんな夢の中の海なんだ。
夢を見てる俺と、夢の中の俺が寝て見る夢の中の俺と、どっちが本当の俺なのか。

とりあえずどっちでもいいや。
こんなイカした海なんだ、夢でも何でもかまやしねぇ。

そんなとりとめのねぇ事を考えながら、まどろむ夏の午後だった。
posted by ブリアレオス at 15:59| Comment(2) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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