2005年12月31日

百本腕の消息.4

ブリジットねえちゃんへ

おげんきですか。
まえにねえちゃんとプリマスのさんばしでおわかれしてから10かげつすぎました。
ぼくののったブリアレオスせんちょうのふねは、インドにいったりかいぞくとたたかったりおおあらしにあったりしました。

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posted by ブリアレオス at 15:48| Comment(1) | TrackBack(0) | Story of Hecatoncheir | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月29日

百本腕の消息.3

<ギルベルト・ギュンター・フォン・ミュンヒハウゼン男爵の書簡より>


…以上の調査結果から小生は以下のようにご報告申し上げます。

ブリアレオス船長はかなり高い確率で欧州近海に到達していると断定していいでしょう。
アフリカ西岸から大西洋を横断する事も考えられますが、聞き込みによる物資補給の状況から推量するに、この可能性は低いものと思われます。


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posted by ブリアレオス at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Story of Hecatoncheir | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月28日

百本腕の消息.2

<ポートルイス在住の理髪師ミゲル・バスケスの証言>


お客さん、昨日入港した船に乗ってなすったんでしょ。
いやぁ、なにせこんな辺鄙なとこですからねぇ。
めったに船なんか来やしない。
せいぜい、あの妙ちきりんなガチョウの親分見に来る物好きくらいですよ。

どちらからいらしたんで?
カリカット?ほぅら御覧なさい。
カリカットからにせよ、タマタブからにせよ、ここいらへは随分かかったでしょう?
ここへたどり着く頃にゃあ、皆様ホウキみたいな頭になってるって寸法で。
おまけにここじゃ床屋はウチ1軒きりですからね、食いっぱぐれの心配がないんで。

あ、ちょいと下向いてくださいな、襟あしんとこ揃えちまいますからね。続きを読む
posted by ブリアレオス at 09:30| Comment(5) | TrackBack(0) | Story of Hecatoncheir | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月27日

百本腕の消息

<インド南岸・マンガロール漁港の銛漁師ナヒーン・マジの証言>

ここらの海も、あんた達みたいな他所の船乗りが沢山来るようになったもんだよ。
どんどんやって来ちゃあ、どかんどかん大砲撃ったりするもんで、こっちゃ商売上がったりさ。
どのみちここんとこ漁どころじゃあなかったけどな。


ヒゲで髪の長い大男?
浅黒い顔で、後ろ頭の髪を一束だけ別にくくった?
おぅ、3本マストの船でやって来たなぁ。
白地に赤い十字の旗と、腕のいっぱいついたナーガみたいな模様の旗揚げてたっけな。
そうだな、12月も頭のことだったよ。


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posted by ブリアレオス at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Story of Hecatoncheir | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

ヘカトンケイル・クッキング No.3

イレギュラーなあれやらこれやら、バカ忙しくてログインがままならねぇ。
この週末はフリゲート模擬戦やらあって、せっかく誘ってくれたのに悪かったな、さな旦那。

家ぇ戻ると気力と体力がスカスカ、メシこさえて食う気力も尽きてラーメン生活→基礎代謝ダウン→ますます体力低下→メシ作る気力なし→以下永久ループ…。

これではいかんので、久々に手間のかからねぇ料理をやらかすとしよう。

船乗りの食い物といえば豚だ。
(ハシケの船頭がたっぷり乗った「パン」もあるが、ここではムシする)
全国展開の某Jではじまるスーパーでも行けば、特売100gで88円だの98円だので売ってるブロック肉。
スライスされてねぇごろっとしたかたまりなんで敬遠しちまいそうだが、手間なんざ知れてるんで是非色々使ってみてくんな。

塩漬けからの派生も可能な「ゆで豚」はシンプルでボリュームがある。
材料は豚肉ブロック、ネギ、ショウガ、料理酒に塩。

まず、あらかじめ塩漬けになってるのを塩ヌキするか、買ってきた豚肉に塩を刷り込んで2〜3時間置いとくかして、使う直前に塩気を軽く流す。
余裕のあるヤツぁここでタコ糸でもってぐるぐる巻いとくと、仕上がりがキレイになるが、面倒くせぇんで俺はやらねぇ。
次に、ナベに肉が浸るくらいに水を張って肉を沈め、ネギの首を落として適当な長さに切って入れる。白いとこはみじん切りにして麻婆豆腐にでも使え。
ショウガもスライスして入れる。料理酒も適量加える。
準備が出来たら強火にかける。アクがどんどん出るので、負けずにどんどんすくう。アクが出なくなったら火を弱めて煮る。
串かなんかで肉を突き刺しても血の色の汁が出なくなったら出来上がり。

ゆでた汁につけたまんま冷まして、好みの厚みにスライスして食う。
そのままだと味がほとんどしねぇから、シンプルに味ぽんだとか、ちょっと凝ったタレなりソースなりこさえてかけてもいいよな。
残ったゆで汁にゃ白菜と薄切りのバラ肉でも入れて炊いちまえ。

寒くなってきやがった。
体力のきれ目がやっかいな風邪のひきはじめ。
リアルをおろそかにしちまうと、後が大変だ。
しっかりメシ食って、いい航海をな。
posted by ブリアレオス at 19:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 航海日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月02日

倫敦の山羊男

『イルリナ観光でゆく中東・インド古代遺跡めぐり浪漫の旅』で、たっぷりとインド洋周遊を堪能した俺だったが、困ったことに靴がくたびれてきて穴があきかかっちまった。
カリカットあたりで探しゃあ靴屋の露店の1軒ぐらい出てんのかもしれねぇ。
最近は鉄張りのブーツをガシャガシャ言わせて走り回ってるヤツも多い。
あれを試してみるのも悪くねぇんだが。

とはいえ、万年一張羅のパイレーツベストも擦り切れちゃいたんで、一度ロンドンへ帰ることにしたんだな。


ロンドンへ帰った俺は、書庫でどっさり引いた沈船の航路図でサルベージ業をやりながらインド洋へ戻る準備をしてたのさ。

で、例によって冒険家クエストを物色してると、こなしたことのねぇ依頼が来た。
星の割に妙に報酬が安い。
やったことねぇんで何気なく受けちゃあみたんだが。



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posted by ブリアレオス at 10:59| Comment(4) | TrackBack(0) | Episodes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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